松竹梅と
格差をつけなくても
沼袋にバングラデシュ人が営む
ケバブ屋さんでバングラデシュ料理が
提供されているという情報を入手。
行ってきました!
沼袋駅から徒歩1分
メインの通りから一本入った
商店街にありました
UMME KEBAB(ウメ ケバブ)
古びた家屋をリノベーションして
異国の雰囲気を帯びた外観。
ハラルショップが併設されています。
ケバブが中心ですが
ビリヤニやカレーもメニューにあり
店頭には商品受け渡し用の小窓が
設置されています。
テイクアウトのお客さんが多いので
イートインスペースはそんな広くはないですが
テーブル席とカウンター席があり
十分くつろげます。
以前居酒屋とかだったのかな~?
そんな風情がありますね。
店主兼シェフは31歳のバングラデシュ人
ミヤさん。口調の優しいナイスガイ!
日本に来て10年とのことですが
日本語ペラペラでハラルショップや
リサイクルショップを営む有能な方です。
メインメニューには
ローカルなバングラデシュ料理は
載っていませんが
貼ってあるメニューには
シルバーのトレーの上に
バングラデシュの料理らしきものが
乗っていてる。
また、毎週金曜日はお祈りの日なので
特別な料理を提供しているとの事。
奇しくも行った日は金曜日で
「今日は特別にニハリがあるよ~」
とのことだったのでニハリを中心として
定食を作って貰いました。
ニハリ定食
1380円
ふぁ~!素敵なセットが出てきました。
ボルタやダルもつけてと無茶ぶりオーダー。
「普通はニハリをこんな風に
食べないけどね~」
と苦笑いしながら出してくれました。
ニハリ美味しい!
他店のに比べると脂が
ギトギトしてなくて食べやすい。
骨が大きいので可食部は少ないですが
肉がプルンプルンでとっても美味しい!
チキンケバブ。
久ぶりにケバブ食べたら
これも美味しい!
噛みしめると肉の旨味ジュワ~
ボルタはグリーンチリ
パクチー、オニオンのボルタ
程よく辛く(普通の人だと辛すぎと感じるかも?)
爽やかな風味がして美味しい!
肉料理のアクセントに良し。
ごはんは日本米。
なぜかゆかりが振りかけられている。
ニハリのスパイス感が強いので
ゆかりの味が感じにくくなってしまいましたが
ときどきウメのような風味が
口内に広がりました。
ダルは小松菜入り。
お客さんに出しているダルではなくて
スタッフ用のダルらしい。
優しい滋味深い旨味。
塩味強すぎず、辛さはじわっと。
沁みるおいしさでした。
今日はニハリでしたが
毎週いろいろ用意してるそう。
金曜日以外でも事前に注文すれば
魚カレーも作ってくれるそうです。
また、アポなしでも
スタッフ用のバングラデシュ料理を
分けてくれたり結構臨機応変に
対応してくれます。
食後は隣の食材店を
見せてもらいました。
広くはないですが商品がぎっちり
たくさん置いてあります。
冷凍庫には大きな魚ルイも
ありました。
そして、食材店の二階はお祈りの場所
「Nakano Musallah」になってます。
急な階段を上った所に
「PRAYERROOM」の張り紙。
絨毯が敷かれた
お部屋が待ち受けてました。
小さいですが清潔で落ち着く空間。
ここに近所のムスリムが
お祈りに集まってくるんだとか。
沼袋の片隅に小さな
バングラデシュがありました。
沼袋にこんなバングラデシュ料理が
食べられるお店があったなんて
驚きでした。
1年半前ぐらいに出来たとのことですが
全然知らなかった~。
じょいっこ自身とても気に入ったので
頻繁に通ってしまいそう~。
おススメです♪
食べログはこちら
UMME KEBAB(ウメ ケバブ)
どうして人は格差を
付けたがるのだろうか?
松竹梅の梅は格下だけど
酸っぱくてとても美味♡
食べればウメ~と声が出る
全てが平等で
相手をリスペクトする
ことが出来たら
きっと世の中
UMME KEBAB(ウメ ケバブ)