寒い夜に
心から温まる
最近大久保界隈に
ネパール料理店が次から次へと
オープンしていますが、
今日ご紹介するお店もそのひとつ。
グローバルネパールキッチン
2025年1月20日オープン

大久保駅から小滝橋を超えた
向こうに出来ました。
以前サラ キッチンがあった場所です。

新大久保方面に比べると
お店は少ないですが
最近徐々にお店が増えてきました。

店内はコンパクトですが、
脱力系の壁画が描かれていて
心がネパールにショートトリップ出来ます。

店員さんは4人。
全員ネパール人です。
家族や友だちで構成されていて
皆仲良し。
20年来のお付き合いなんだとか。
シェフはカトマンズのレストランで
働いていた腕の良いシェフ。
もう一人はマッマ。
強力なタッグです♪

STUDENTSET
イートイン500円
テイクアウト450円
という驚異の安さのメニューがあるのですが
聞いた所、学生しか食べられないようです。
(そりゃそうだ)

しかしながら
学生以外でも食べられるメニューも
十分安い。
ダルバートは650円~楽しめます。

それ以外にモモやパニプリなど
メジャーなネパール料理が並びます。

そんな中で他店とは違う個性としては
焼き鳥メニュー。
ネパールのセクワではなく
日本の焼き鳥のようです。
焼き鳥
かわ・たれ 200円

注文を受けて焼き始めるので
出来上がるまでに少し時間がかかりました。
シルバーのトレイの上に
とりかわ2本。
見た目は日本の焼き鳥そのものです。

しかし、一口口に入れると
何かが違う・・
なんだろう?にんにくが効いているからかな?
ほぼ日本の焼き鳥のタレの味に近いのですが
微妙な違いを感じました。
とはいえ、好物の鶏皮は
ブリブリでジューシー。
楽しめます。

途中で飽きたら
一味唐辛子をかけて味変を
楽しむのも良し。
豚カレーセット
700円

ネパール料理店で珍しい
豚のダルバートがあったので頼んでみました。

豚肉はネパールの中でもリンブー族が
よく食べると思っていたので聞いたら
リンブー族ではありませんでした。
チェトリとのこと。
個人的にはドライタイプの
豚カレーが好きですが
こちらの豚カレーも悪くなかったです。

ごはんはおそらく長粒米と短粒米の
ミックスかと思うのですが
なぜかすごく美味しく感じました。
それ自体で美味しくてしばらく
カレーをかけずにそのままごはんを
食べてしまいました。
ダルバートのごはんって
日本米だと粘度が強すぎるし
バスマティだとさらさらしすぎるし
最近、ミックスが程よいんだな~って
実感するようになりました。

ダルは皮付きのタイプ。
ねっとり粘度があって
にんにく、塩気、辛さが
程よくてこちらも美味しい!
しかも熱々でとてもあたたまりました。
ごはんとダルはお代わりができます。

それにインゲンやジャガイモタルカリや

ゴルベラコアチャール、パパド
生野菜が付いて700円は安いな~
満足。
チャイ

チャイを入れている壁画を見ていたら
チャイが飲みたくなって頼みました。

ミルク入りかなしか聞かれたので
ミルクなしでピロ(辛)く
してもらいました。
ほんのり甘くて少しピロい。
そのバランスが絶妙で美味しい。
飲み進めて行くとだんだんと
辛くなっていき、体がポッポしてきました。
スパイスはブラックペッパーのみ
とのことでした。
最初にくしゃみが
止まらなくなったんだけど
胡椒に反応したのかな?(笑)
サモサ

お店の人といろいろとお話を楽しんでいたら
最後に「この店の名物だから」と
サモサを持たせてくれました。
割りばしとケチャップまで付けてくれて
気が効きます。

中にはジャガイモがたっぷり。
手作り感感じるサモサ。
個人的にはもう少しカラッと
揚がっているサモサが好みですが
こちらのサモサは愛情が
こもっている感じがして好感が持てました。
ほのぼの良い店でした。
この店の特徴としては
焼き鳥が食べられることと
人が暖かいということ。
1人で食べていたらいろいろと
話しかけてくれてアットホームで
楽しかったです。
さみしい夜はここで食べたら
心身ともにあたたまりそうですね!
日本の冬は寒い
だけど大久保はいつだってホット
外国の人々の温かいおもてなしで
心と体が温まる
「一人じゃないよ」
かわいい壁画もほのぼの
町のはずれにある
アットホームなネパール料理店
グローバルネパールキッチン