豆の上に豆を作らず
ドーサの上にドーサ作らず
先日、アジアハンター小林さんの新刊
新刊「深遠なるインド料理の世界」について
書きましたが
この本を読んだら
無性にインド料理が食べたくなりました。
その中でも特に食べたくなったのが
「ドーサ」!
近くで食べられる店がないかと調べて
気軽に食べに行けそうな店があったので
行ってきました。
JR神田駅南口より徒歩4分
和食やさんの二階にある
南インド食堂 ビーンズ オン ビーンズ
1階の和食やさんと
2階のインド料理店との
コントラストが面白い。
可愛いインテリアのお店。
日本人女性のホールスタッフと
キッチンには何人かの外国人スタッフ。
流ちょうな日本語を話す外国の方が
接客をしてくれたのですが
南インドっぽくないお顔立ちだと
思って聞いたらネパール人との事。
こちらのお店のオーナーは
ネパール人なのですね。
「ドーサを作っているネパール人は
僕だけだよ~」とのこと。
ちょっと複雑な気持ちでしたが
それはそれで面白いなと思いながら
メニューをめくりました。
ドーサだけでも6種類もあります。
PLAIN DOSA
MASALA DOSA
EGG VEGE DOSA
PANEER DOSA
FRIED ONION CHEESE DOSA
RAWA DOSA
好物のRAWA DOSAに惹かれたのですが
この日はシンプルなDOSAが
食べたかったのでPLAIN DOSAに
PLAIN DOSA
1100円
円錐形のドーサがやってきました。
表面はきれいな焦げ目。
ちぎって口に放り込むと
ぱりぱりもっちりで美味しい♪
酸味は少ないタイプ
「深遠なるインド料理の世界」によると
ドーサは基本的にウラド豆と米で
出来ているとの事。
配給で出されていたパッチャ米(生米)が
あんまり美味しくないことから
ごはんとして食べないで、
粉にして発酵させ
イドゥリやドーサを作るように
なったんだとか。
イドゥリにしようとして作った
生地の発酵が進んでしまったものを
ドーサにしていたとのこと。
そう考えると酸味のあるドーサって
いうのは当たり前なのですね~。
今迄酸味のあるドーサが嫌いでしたが
「深遠なるインド料理の世界」を
読んでから食べるとまたちょっと
考えが変わって来そうです。
PLAIN DOSAには
ココナッツチャトニと
サンバルがついてきます。
ココナッツチャトニは爽やか。
サンバルは、ネパール人が作っている
という先入観からかダルっぽいな~と
感じました。
両方美味しかったです。
シンプルで大きすぎず
程よいドーサでした。
味も良かった~
1100円という価格も魅力でした。
今度はバナナリーフミールスを
食べてみたいですね
深堀りしたら見えてきた
南インド料理
意味が分かって食べるとひと味違う
深遠なるインド料理の世界
ビーンズ オン ビーンズ
深くて遠い…