悲しみを乗り越えて
美味しさの海へ
三河島に韓国の朝食が
食べられるお店がある
と聞いて行ってきました。
三河島駅から徒歩2分。
メインの通り沿いにありました。

朝8時から営業していて
トーストなどのモーニングメニューがあります。

キムチサンドイッチが気になりますが・・
韓国料理も楽しめるとのことで
モーニングメニューではなく韓国料理を
楽しむことに。

サムギョプサルなどの定番メニューもありますが
珍しい料理もちらほら。

スープ類はチョングジャンや
モングなど聞いたことのない
料理もあります。
お店のマッマは元気でお話し好き。
いろんな質問にも丁寧に答えてくれます。
話している中で済州島の料理がいろいろ
食べられるとのことを知りました。

じょいっこはヤンヨンヒ監督の
ドキュメンタリー映画
「スープとイデオロギー」を見てから
済州島に興味があり、興奮してしまいました!
新大久保にも済州島の料理を食べられる
お店がありますが、
こちらは済州島の家庭的な
料理のようなので興味津々♪
それではどんな料理なのか?
紐解いてみましょう~
お惣菜セットとマッコリ

韓国料理店へ行くとまず出てくるアレ!
サービスのおかずたち。
どれも手作り感があって美味しそう~

お酒好きな友人がいたので
朝からマッコリ(笑)

自分はお酒が弱いので朝から飲めるかな?と
少し心配だったのですが氷入りで冷えていて
乾いた喉を潤し、美味しく沁みて行きました。

お惣菜の中でも面白かったのがひじき。
日本のとは違い大きくてシャキシャキ
歯ごたえがあります。
どうやら煮ないで生の状態のものみたい。
漬かっているタレも美味しかった。
トウモロコシのチヂミ

一口サイズの小さいチヂミ。
サクサクとした食感でトウモロコシの
甘みがありこれは好きなヤツ!
モンクッ

豚骨でコトコト煮込んだスープに
済州島で採れるホンダワラという
海藻が入っている料理。
以前新大久保で食べた
ゴサリユッケジャンに似ているけれど
また一味違う。
こっちの方が海藻の食感がある。
済州産アマダイ焼き

済州と言えば太刀魚のイメージだったのですが
アマダイも食べるんですね。
ゴマ油を塗って焼いたんだそうです。

優しい天使のような友人がほぐしてくれました。
ほんのり甘みがあっておいしい白身。
特に皮の部分が脂が乗って美味しかった~
チョングジャンチゲ

納豆よりもにおいが強いチョングッチャン
という味噌を使ったチゲ。

大き目の納豆的なものがゴロゴロ
ちょっぴり粘り気。
たしかに納豆の匂いがして
苦手な人はダメかもしれませんが
旨味があり、日本人は嫌いじゃないと思います。
塩気が控えめで優しい味。
ライス

ごはんにアマダイの焼き物と
納豆汁をぶっかけて食べるとまるで和食!
優しい旨味に朝から癒されました。
シソジュース

手作りのシソジュースがあるよ~♪
とのことで飲んでみたらこれが美味しい!
しその味が濃くて甘さが程よく、
キンキンに冷えていて
クエン酸たっぷりで暑い日にぴったりでした。
これはあったら飲んだ方がいい!
餅

白いお餅の中には緑豆で作った餡。
餅は柔らかくて餡はそんなに
甘くなくて美味しかった~
まとめ
マッマの愛情たっぷりの料理たち。
4人で行って一人約2500円とお安く
満足しました。
こちらでは化学調味料は使用しておらず
昆布や小魚や発酵などによって
旨味を出しているんだとか。

まだまだ食べられてない料理もあるし
キムチサンドイッチも食べたいし
済州島の話も聞きたいし
また来たいですね。
最後にお知らせです。

11月に「君と私」という映画が公開になります。
セウォル号沈没事故を題材に、
その前日の2人の少女の一日を描いた作品。
セウォル号は仁川港から済州島へ
向かっていたとのことですが
マッマが済州島周辺は
波が高いと言っていたので
それで事故につながったのかな?
料理の歴史は
苦労の歴史でもあった
波が高いから材料が手に入らず
あるもので調理したことにより
済州島の料理の特徴が
生まれたんだとか
マッマの愛情が美味しい調味料
そこは心のオアシス
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