父から娘へ
愛のバトンタッチ
カレー好きな僧侶
寺に住むカレー妖怪ちゃんがXで
「会話をしない食事会があったら
どうだろう?」
という呼びかけをしたことから
はじまった黙食会。
詳しくはカレー妖怪ちゃんの
noteを読んでみて欲しい。

第1回黙食会@アヤキッチン(茨城県坂東市)
第2回黙食会@サルシーナ・ハラルフーズ(新大久保)
を経て
3回目は新井薬師にある
ビマラインドダイニングにて
開催され参加してきました。

新井薬師の賑やかな商店街にある
南インド料理店。
以前は「南印度ダイニング」という
店名でしたが、お父さんから娘さんへ
代替わりして「ビマラ インドダイニング」
という店名に変わりました。

娘さんのビマラさんは元々
ときわ台でお店をやっていましたが
いろいろあって新井薬師にある
お父さんのお店を継ぐことになったようです。

席に着くと料理の説明と
アンケート、クロスワードが
用意されていました。

「前回お代わりをお願いするのに
喋れなくてどうすればよいかわからなかった」
という意見があったので
カレー妖怪ちゃんが
「ライス」「ラッサム」「サンバル」
の旗を用意してくれました。
マメですね~(笑)

目の前に大きなバナナの葉っぱが置かれ

お店の人が一品ずつサーブしてくれます。
だんだんと盛られていくこの過程が
ワクワクして好きな時間だったりします。

ふぁ~!ゴージャス!!
バナナの葉の上に盛られた
料理の数々!
色とりどりで絢爛豪華✨
カレー妖怪ちゃんと
お店の人からの説明を聞いたのちに
黙食会スタート!
すべて野菜だけのベジミールス。
料理の詳細は
ごはんとチャパティ、ラッサム、サンバルは
聞いていましたがそれ以外は秘密・・
とのことでどんな料理なのかを
考えながら食べます。
スタートしてからは誰も一言も発しなくなり
「シーン..」
テレビの音やほかのお客さんの声だけが
聞こえてきます。

ふっくら炊かれた長粒米

ビーツのサブジ
色は赤くて強烈ですが
味は優しい。

ラウのサブジ。
いわゆる夕顔です。
こちらも優しい味わいですね。

チャパティはミントとディル入り。
ミントの香りはあんまりしませんでしたが
ディルは結構香りました。

パパドは崩して
ごはんとスイーツにパラリ。

魚の形を模した野菜
とのことですが、
青いバナナでした。
揚げたバナナは芋みたいで美味♪
その向こうにあるオレンジ色のは
大根/コーン/グリーンピースなど
いろんな野菜のアチャール。
辛いのかと思ったら以外にも辛くなく
野菜の甘みが出てました。

ラッサムは
爽やかすっきり。

サンバルは
野菜たっぷり!
野菜の甘い旨味の中に
ピリリと辛さが光ります。

ダヒ、いわゆる
ヨーグルトはいろんな場面で活躍!
そのままで食べても料理に合わせても良し。

ごはんの上にサンバルと
ヨーグルトをかけて
砕いたパパドをパラリとかけて
指でしっかり混ぜて
食べるのが南インド風とのことで
やってみたらたしかに
美味しかった~!

スイーツはかぼちゃのパヤサム
日本のかぼちゃと違い
水っぽくて全然わかりませんでした。
優しい甘さ。
ヘルシーなスイーツで良いですね~

〆にチャイをエアブレンドしてくださって提供。

チャイを飲みながら
会の感想を言い合いました。
いつも食事会だと喋ることに夢中で
料理に集中できないことが多いですが
集中できてよかったです。
また、周りの人の様子が
観察できるのも面白かった~!
ある人は丁寧に一品ずつ味わい
ある人はチャパティで
リーフの上を掃除して食べてたり
いつもだったら気づかない部分が
気づけて楽しかったです。
まとめ
第2回黙食会の時は
サルシーナハラルフーズで
アレンジを担当したため
あまり集中できませんでしたが
今回はたっぷり集中できました。
お店の人も来ている人も
ホンワカ癒し系の穏やかな人ばかりで
それも良かったですね♪
用意してくださったカレー妖怪ちゃん
大変だったかと思いますが
どうもありがとうございました。
第4回目も楽しみにしていまぁす❣
※ビマラインドダイニングでは
通常メニューも充実していますが
事前予約でこのようなバナナリーフミールスや
特別料理を用意してもらえます。
黙っていても伝わる愛がある
お父さんから娘へ
店名は変わったけれど
お父さんが築き上げた歴史を
踏襲したお店は変わらない
いつもの常連客がふらりとやってくる
町の憩いの場
ビマラインドダイニング
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