多磨霊園で
猫が鳴いたら
東京外国語大学で
インド映画の金字塔「炎(Sholay)」
の上映があると聞いて
事前予約の上行ってきました。
https://www.tufs.ac.jp/event/2025/250614_c01.html

「炎(Sholay)」はインドで最も大衆に愛された、
インド映画の金字塔的作品。
『荒野の七人』からインスパイヤされて
作られた映画とのことですが
『荒野の七人』の元は
黒澤明監督の『七人の侍』ですから
日本人のアイディアがこうして
インド人に愛されているということに
感動を覚えました。

笑いありロマンスあり
アクションあり歌あり
ダンスあり。
204分もある長尺の映画なのですが
退屈する暇なくとってもたのしめました。
その後の松岡環さんの解説もとても
参考になり有意義なひと時..。
全部で5時間ぐらいのイベント
だったのですが時間が足りない
くらいでした。

イベント終了後、
外語大がある「多磨駅」から
西武多摩川線に乗って一駅
「白糸台」へ。
そこから7分位歩いた場所にある
アジアンダイニング トルシー
というインドネパール料理店に
入りました。
じょいっこ兄に美味しいと
教えてもらったお店です。

交差点の角地にあるこじんまりとしたお店。
20人位は入れそうな規模。

メニューブックにはナンカレーの他
ちょっと珍しいおつまみもあります。

酒飲みに喜ばれそうな
おつまみメニューも充実。

ダルバートメニューは
テーブルの間に挟まっていました。
外語大のまわりでダルバートを
出すお店はないようなので
貴重なお店です。
兄曰く、府中近辺にダルバートを
出すお店は何軒かあるのですが
どこも日本米のことが多く
長粒米なのはここだけで
クオリティが高く感じているそうです。
マサラオムレツ
500円

なんてことない卵焼きに
グリーンチリが入り
ケチャップが添えてある
素朴な一品なのですが
油や塩気がちょうどよくて
なんだかおいしかったです。
ダルバート(ベジ)
1100円?

メニューには
ダルバートはチキンとマトンしか
載っていないのですが
ベジがあるか聞いたらあるとのことで
ベジにしました。

じゃがいも、インゲンなど
たくさんの野菜が水分少な目の
カレーとなって出てきました。
こってり濃厚で
肉が入っていなくても物足りない
と感じないくらいの充実感。
上に乗った生姜のアクセントも良かったです。

ダルは生クリームがたらしてあったので
インネパ店で出てくるダルっぽくて
ちょっとドキドキしたけど
ネパールっぽさもあるダルでほっとしました。
辛口(ピロ)でお願いしたので
ちょっとピリッと。
ダルは辛くなくてもいいんだけど
これはこれで美味しかったです。

長粒米オンリーのごはんには
ギーがかかっている様子。
少なめにしていただきました。

ムラコアチャールは古漬け系。
しなしなで強烈な酸味!
それだけで食べると酸っぱいですが
ごはんやダルと一緒に食べると
良い感じになりました。

サグは注文を受けてから炒めていて
フレッシュ感あり。
塩気とニンニクが程よかったです。

お友達がオーダーした
チキンカレー入りのダルバートは
こんな感じでした。

チキンカレーはシャバシャバ系で
骨付き肉が2~3個入っていました。

選べるドリンクはラッシーにしました。
さらっとしたタイプで飲みやすかったです
チャイ
300円

砂糖が別添えの
甘くないチャイでした。
カレーの後に飲むと
ホッと落ち着きます。
まとめ
よくある町中にあるインネパ店なのですが
ダルバートが置いてあって良かったです。
お客さんも次から次へとやってきて
人気店の様子。
外語大の近くにダルバートを出すお店が
ないので、外語大に行く用事があったら
ここに寄るのはオススメです♪
帰りは徒歩2分のところに
多磨霊園駅もあるので便利ですよ。
余談ですが店名のトルシー(トゥルシー)
とは神目箒のこと。
「ホーリーバジル」とも呼ばれています。
ネパールではトルシーで目の掃除もするんだとか。
各家の一角にトゥルシーを植えて
人が亡くなりそうなときに
その植物の近くに連れて行くんだとか。
聖なる植物なんですね~。
トルシーという店名の
ここで食事したらなんか良いこと
ありそう☆彡
外語大から西武多摩川線で一駅
多磨霊園にネパールのお店があったよ
美味しいナンにダルバート
猫の鳴き声が聞こえたら
猫の名前は大体「たま」
サザエさんはいないけど
きっとそこは愉快な町
ホーリーバジルも笑ってる
アジアンダイニング トルシー
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