フォーからのフー
麺舞踏会への招待状
ベトナムの麺料理と言えば
フォーかブンだけかと思っていたのですが
フーティウという麺もあるらしい。
8月にその専門店が出来たという
ことで行ってきました。
吉祥寺のLOFT敷地内に出来ました。
15時という半端な時間に行ったのですが
ベトナムの若者たちが次々とやってきます。
店頭で食券を買ってから
店にはいるスタイル。
フーティウ専門店というだけあって
メニューは本当にフーティウのみ！
ほとんどがスープ系のフーティウなのですが
汁なしのフーティウもあるということで
汁なしにしてみました。
パクチーありなし
ニラネギありなし
がタッチパネルで選べます。
店内はコンパクト。
ポップなベトナム風の
装飾が施されていて
ステキな雰囲気です。
席に座るとフーティウの説明がありました。
南部メコンエリアのソウルフード。
ベトナムナンバーワンのコメどころである
SADEC市産の天日干しをした米の麺らしい。
ちなみに、ベトナムって米の消費量が
とっても多い国で世界第四位って知ってましたか？
1位 バングラデシュ
2位 ラオス
3位 カンボジア
4位 ベトナム
ほかの国はごはんとして炊いて食べる国が
多いですが、ベトナムに関しては
粉にして食べているんだそうです。
米の粉、つまり米麺が多く食されている
ってわけです。
ちなみにフォーとブンの違いは
フォーは切って作る麺、
ブンはところてんのように
押し出す麺なんだそうです。
勉強になった所でいただきましょう♪
汁なしワンタンフーティウ
930円
フー！！
魅力的なセットが出てきました。
汁なしのフーティウはもやしと炒められています。
茹ウズラの卵入りでレタスを添えて。
上にはパクチーがふぁさ～
フォーは平たい麺ですがフーティウは細い丸麺。
食感はフォーとは確かに違いますね。
ちょっぴりもちっと感はありますが
乾麺ならではのコシがあって美味しい。
じょいっこ的にはこっちの方が好きかもしれない。
味付けが甘めなので
テーブルに置いてある辛いタレを
いろいろかけて味変。
自家製ベトナムラー油が
にんにくたっぷりで旨味があり美味しい！
レモンに関してはデフォルトでは
ついて来ないので店員さんに一言
いう必要があります。
キュッと絞ると爽やかになりますね。
ワンタンのセットにしたのですが
スープの中にワンタンが3つも
入っています。
皮はもちもちで厚め。
中には具がたっぷり入っていて充実感あり。
そして、スープに出汁が
しっかり効いて美味しかった～
ほんのり甘さがあるのが
ベトナム風。
なかなかおもしろいお店でした。
最近ではセカイメシも細分化されてきて
ローカルな料理の専門店が
出来るようになったことが興味深かったです。
本当だったら食後にベトナムスイーツも
食べたかったけれど、フーティウ専門店
なのでフーティウのみなんですよね。
その潔さがかっこいいなと思いました。
フォーの次にフーティウが日本でも
メジャーになったら面白いですね～～。
食べログはこちら
SADEC TOKYO 吉祥寺店
フーティウ以外のベトナム料理もある
神保町店はこちら
SADEC TOKYO
世界で米の消費量第4位のベトナム
ご飯をそんなに多く食べている
イメージはないけれど
米を粉にして米麺として
消費されているんだとか
ベトナムから日本へ
麺舞踏会への招待状
SADEC TOKYO 吉祥寺店
