ナイジェリア・イボ族のヤム芋祭りに参加したよ@横浜 労働会館

ナイジェリア・イボ族のヤム芋祭りに参加したよ@横浜 労働会館

どんなに遠く
離れていても

ナイジェリア・イボ族の
ヤム芋祭りがあるということで
行くことに。

イベントの話を書く前に
基礎知識をば。

イボ族とは?(wikipedia要約)
ナイジェリアの民族グループである。彼らは主にアビア州、アナムブラ州、エボニ州、エヌグ州、イモ州に居住している。イボ族の人口は、カメルーン、ガボン、赤道ギニアに移住者として居住しているほか、アフリカ外にも居住している。イボ族の起源については多くの憶測が飛び交っているが、そのほとんどは不明。キリスト教が主要宗教。
1960年のナイジェリア独立後の民族間の緊張の後、イボ族はナイジェリアから離脱し、ビアフラと呼ばれる新しい独立国家の樹立を試み、ナイジェリア内戦(1967-1970)を引き起こした。ナイジェリア軍がビアフラの周囲を封鎖した後、ビアフラは最終的にナイジェリアに敗れ、ナイジェリアに再統合された。

ヤム芋祭りとは?(wikipedia要約)
イボ族の新ヤム祭り(イドマ語ではオルレシ、方言によってイワジ、イリジ、イケジ、オトゥテと呼ばれる)は、イボ族が毎年8月上旬の雨季の終わりに開催する祭。
西アフリカ(特にナイジェリアとガーナ)や他のアフリカ諸国などで行われている。収穫の終わりと次の仕事のサイクルの始まりを象徴。ヤムイモを元に本質的に農業に従事するイボ族の個々のコミュニティを結びつける文化的行事となっている。
スタイルや方法はコミュニティによって異なるが、祭りの重要な要素は同じである。コミュニティによっては、祭りは丸一日続くが、多くの地域では1週間以上続く。これらの祭りには通常、イグウェ(王)または最年長の男性による儀式の遂行や、イボ族の男性、女性、子供たちによる文化的なダンスなど、さまざまな娯楽や儀式が含まれる。祭りでは、現代ショー、仮面舞踏会、ファッションパレードなどの形でイボ族の文化活動が行われる。

予習が済んだところで
参りましょう!

横浜の労働会館が
その会場です。

ちょっと怪しげなポスター
なのでドキドキしてしまいますが・・

タイムテーブルはこんな感じ

タイムテーブルなんて
あってないような物だろうって
思ってましたが意外と
時間に正確でした。

遅れて行ったら
私たちが行く前に
謎のナッツが配られていました。

コーラの実という実らしい。
自分はもらえなかったのですが
どんな味がするんだろう?

wikipediaを見ると
「種子はカフェインを多く含み、
数種類の興奮性物質や微量の
ストリキニーネも含んでいる」
とのことなのでこれを食べると
ちょっと興奮しちゃうんでしょうかね。

お面を付けた派手な衣装の方が
登場して踊りまくります。
いろんな席に行って
絡んだりもして。

その様子はまるで日本の
なまはげ。

ほどなくしてヤム芋が登場!
美しい民族衣装を身にまとった
男女が持って壇上へと運びます。

皮付きのまま焼かれたヤム芋に
位の高そうな男性たちが
包丁を入れます。

謎のディップを付けて
いただきます。

美味しい!

周りの皮の部分は固くて
ぼそぼそして美味しくないですが
中の部分が甘くない
サツマイモみたいな感じで
おいしかったです。

ディップはパーム油と何かを
まぜたもののようですが
こちらも美味しかった。

チキン乗せジョロフライス弁当

お客さんに
ジョロフライス弁当が配られました。

今まで食べた中で一番辛い
ジョロフライス。
ケイジャンっぽいスパイスを
感じてジャンバラヤに似ていました。

硬めの引き締まったチキンは
骨が細かくついていて食べにくさは
ありますがやんちゃな
美味しさがあります。

それにコブサラダドレッシングを
かけたサラダと食べると
ホッとする。


牛の皮

私が食べたところは柔らかかったですが
ほかの人が食べた部分は固かったそう。

こちらもしっかりスパイスが
効いてビールのつまみに合うかも。

その後もいろんな
仮想した人たちが出てきました。

ピュ〜ぴるちゃんの
編みぐるみみたいな衣装の方も。
(暑い中大変)

お金をばらまく
シーンも。

最後にメインの方が
一番派手な衣装で登場!

大きな亀を頭に乗せた
男性が付いて回るのが謎でした。

それ以外に子供たちのダンス
なんかもあり楽しいひと時でした。

行く前は怪しそうな祭りで
ドキドキしたのですが行ったら
昔からの風習を受け継いだ
きちんとした祭りで
参加できてよかったです。

日本の祭りととても
似ているのですが
伝承されたのではなく
遠く離れている場所で
自然発生的に行われていた
のだとしたら面白いですね。

貴重な体験をさせて
いただいたので
最後は少額ですがドネーション
させていただきました。

連れて行ってくださった
ヒロケイさんには
心から感謝いたします。

遠く離れた場所でも
同じような祭りがある
いろんな国があるけれど
世界はひとつ
割れればふたつ
同じ人間だもの
文化を共有して
わかり合いたい


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